運動会で、我が子の写真やビデオをバッチリと残したいと張り切っている方も多いのではないでしょうか。カメラやビデオの性能にこだわったり、機能や使い方を勉強することはもちろんですが、運動会においての撮影においてもっとも大切なのが場所取りです。そこで今回は、運動会を撮影する際の場所取りのポイントと、競技別のベストポジションについてご紹介しますす。

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運動会を撮影する際の場所取りのポイント

まず、運動会を撮影する上での、場所取りのポイントについてご紹介します。

入場門・退場門の位置を把握する

運動場に入ったら、まず最初に確認したいのが入場門・退場門の位置です。全ての競技で子ども達が通ることになるため、絶好の撮影場所となります。入場門と退場門が別に設定されている場合には、入場門を対角から撮影できるような位置に場所を取りましょう。

構図を把握しておく

撮影場所を決めるためには、まず撮りたい写真の構造を把握することが大切です。たとえば、団体競技やダンスなどの競技であれば、子どもの全身が映る構図が必要になります。一方で、徒競走やリレーであれば、子どもの表情や上半身に焦点を当てた写真がおすすめです。このように、まずは撮りたい写真の構造を考えることで、より場所取りがしやすくなります。 

周りの人と譲り合う

運動会の場所取りに関するルールは、学校によって異なります。たとえば、先着順で自由に場所取りができる学校もあれば、あらかじめクラスや学年ごとに指定されているところもあるでしょう。周りの人と譲り合いながら、マナーを守って場所取りを行うことが大切です。仲の良いパパやママがいれば、みんなで協力しながら運動場全体を網羅するのもおすすめです。

競技別のベストポジションについて

次に、競技別のベストポジションについてご紹介します

開会式・閉会式

開会式や閉会式では、全ての子どもが運動場に集まり本部のある校舎側を向いて行います。自分の子どもがだいたいどの位置に整列するのかを事前に確認しておくようにしましょう。また、本部周辺は立ち入り禁止になっている学校が多いので、開会式が始まる前にどの位置から撮影するのかをチェックしておくのがおすすめです。

組体操・鼓笛パレード

運動会の花形競技でもある組体操や鼓笛パレードは、フォーメーションが変わりやすいため撮影が難しい競技のひとつです。移動する度に撮影場所を変更するのは不可能なので、全体を抑えられるポジションから撮影するのがよいでしょう。トラックの角四隅で入場門が入る位置がベストポジションとなっています。 

玉入れ

玉入れは基本的にはトラック内で行われます。自分の子どものチームがどのポジションで競技するのかをしっかりと把握した上で、子どものチームの後ろに相手のチームが見えるようなポジションから撮影するのがおすすめです。背景に相手のチームが写り、より臨場感あふれる写真に仕上がります。

綱引き

綱引きの撮影では、中央でピストルを鳴らす審判となる先生とかぶらないようなポジションで撮影するのがポイントです。自分の子どものチームの対角線上、かつ先生とは逆の位置から撮ることで子どもの表情をしっかりと捉えることができるでしょう。 

かけっこ

かけっこのような直線徒競走の場合にもっともおすすめなのは、スタート位置もしくはゴール位置です。足が速い子どもであれば、テープを切る瞬間をゴール地点から狙いましょう。かけっこが苦手な子どもの場合には、スタート位置がシャッターチャンスです。ほかの子とかぶる事なく、しっかりと我が子の姿を捉えられるはずです。

リレー

カーブが含まれるリレーの場合には、カーブの出口がベストポジションとなっています。トラックの横から撮影してしまうと、ほかのこと重なってしまい姿が見えなかったという失敗に繋がりやすいからです。また、バトン渡すシーンもほかの子と被りやすいため注意が必要です。

まとめ

今回は運動会の撮影における場所取りのポイントや、競技別のベストポジションについてご紹介しました。どのような構図で写真を撮りたいかを頭の中でイメージした上で、それをもとにポジションを選ぶことが大切です。周りの人と協力し合いながら、さまざまな角度から我が子の姿をしっかりとカメラに収めましょう。