寒い冬に行うキャンプは夏場のキャンプと違って焚き火の暖かさや、味わう空気もまったく違ってとても気持ちいいですが、睡眠時の凍えるような寒さは耐えられないと感じている方も多いのではないでしょうか？

 

冬のキャンプを快適に過ごすためには、睡眠時の防寒対策を真っ先に考えなければなりません。この記事では、冬のキャンプでゆっくりと眠ることができるように、身体を暖めるための防寒方法をご紹介します。

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キャンプで睡眠時の防寒対対策は寝床づくりが重要

冬のキャンプでもっとも大事なことは、睡眠時に地面から伝わる冷気をいかに遮断できるかということです。どれだけ暖かい装備で就寝しても、地面からの冷気を遮断することができていなければ、身体を芯から暖めることができず、グッスリと眠ることはできません。熱は暖かいところから冷たいところへ逃げていく性質があるので地面からの冷気を遮断するために、寝床をしっかりとつくるようにしましょう。

地面からの冷気を遮断するコツ

寒い冬のキャンプで安眠できる寝床の作り方は以下の方法を試してみましょう。この方法を試せば、しっかりと寝床を保温することができるので、体温を地面の冷気に奪われることなく快眠できるようになります。

厚手の銀マットを使用する

冬のキャンプでは、普段使用しているマットの下に厚手の銀マットを1枚使用するだけで、地面からの冷気を大幅にカットすることができます。銀マットはクッション性の発泡素材にアルミシートが張り付けられたタイプなので、断熱性が高く冬のキャンプにピッタリです。

コットを使用する

コットは身体と地面との間に空間ができるので、地面から直接冷気を感じることがなくなるため、快適に就寝することができる防寒アイテムです。コットを置いた上に銀マットを使用すれば、さらに快適に眠ることができるようになります。

寝袋を暖かくするコツ

地面からの冷気を遮断するだけではなく、寝袋そのものを暖かくすることでより快適に過ごすことができるようになるのでおすすめです。

寝袋を重ねて使用する

冬用の寝袋をお持ちでない方は、通常の寝袋を2枚重ねて使用することで、保温性能を高めることができます。2枚とも通常サイズでは、やや窮屈に感じてしまう場合もあるので外側に使用する寝袋は内側よりも大きいサイズを使用するようにしましょう。

インナーシーツやブランケットを寝袋の中に追加する

寝袋の中にインナーシーツや厚手のブランケットを入れれば、さらに保温効果が高まり、自身の体温でより暖かみを感じます。厚手のブランケットは寝袋が大きいサイズでない場合には、すこし窮屈に感じてしまう場合もあるので、実際にキャンプに向かう前に試してみるようにしましょう。

湯たんぽを使用する

湯たんぽを使用すれば、就寝時の一番冷え込む時間帯も足元がポカポカと暖まるため、グッスリと眠ることができるようになるはずです。湯たんぽを持っていない方は、ナルゲンボトルなどに熱湯を入れて使用すれば代用となります。

ホッカイロを使用する

貼るタイプのホッカイロは冬キャンプの必需品なので、必ず持参するようにしましょう。腰の上あたりに貼れば身体全体を暖める効果があるため、冷えを感じづらくなります。しかし、低温火傷になってしまうリスクもあるので、ホッカイロを張る場合には必ず衣服の上から貼るようにしてください。

寝る前にショウガたっぷりの飲み物でリラックス

就寝前に、ショウガをたっぷりと使った温かい飲み物を飲むことで、リラックスして入眠することができます。紅茶にショウガを刻みいれて飲むと、美味しくポカポカと身体の芯から暖まるのを感じおすすめです。砂糖を少し多めに入れてあげると、より飲みやすいのでぜひお試しください。

まとめ

夏のキャンプは経験があるけれど、冬のキャンプは未経験という方も多いかもしれませんね。冬は夏と違って澄んだ空気や焚き火の味わいがまったく異なりとても気持ちの良い季節です。

 

就寝時の冷え込みはつらいですが、この記事で紹介した方法を使えば厳しい冷え込みの冬のキャンプも快適に過ごすことができるので、しっかりと対策を行って楽しいキャンプをお過ごしください。