キャンプでは虫刺されに気をつけなければなりません。蚊に刺されて痒くなるぐらいであれば我慢できますが、蜂に刺されるなどの危険性があります。

 

この記事では、キャンプでの虫対策についてご紹介します。どのような虫に気を付けなければならないのか分からない方は、ぜひ参考にしてみてください。また、対処法についてもご紹介するのでキャンプを思い切り楽しめるように必ず確認しておくようにしましょう。

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おすすめの虫除け対策3つ

キャンプで虫に刺されないための虫除け対策について以下ではご紹介します。

蚊取り線香

蚊取り線香はキャンプの必需品といっても過言ではありませんよね。テントやタープ周りに置いたり、寝る前にテント内に炊いておくだけで蚊に刺される心配をせずに、ゆっくりと眠ることができます。

虫除けスプレー

虫除けスプレーは身体に噴射して虫除けを行うものと、地面などに噴射して虫除けするタイプのものがあります。効果持続時間が長いタイプのものを選んで、快適な空間で過ごせるようにしましょう。

ハッカ油

ハッカ油は虫が苦手とするペパーミントの香りです。蚊やアブなどに効果的で、スプレーボトルに水と混ぜて使用すれば、天然の虫除けスプレーにもなります。消臭効果などもあるのでキャンプではとても重宝するアイテムの1つです。

キャンプで悩まされる5つの虫の特徴

大自然の中で満喫するキャンプには、様々な虫が存在しています。実際に刺されると危険な虫や、不快に感じるだけの害虫などご紹介します。

蚊

キャンプでなくても悩まされることの多い蚊ですが、4月から11月頃まで活動期間があるためキャンプではとくに厄介な虫です。水辺に発生しやすく、川や湖だけでなく、水たまりができやすい水の流れのない箇所で発生するため注意する必要があります。

蜂

蜂の中でも、スズメバチやオオスズメバチなどは攻撃性が高いので、キャンプに行く場合にはもっとも気を付けなければならない虫です。主な活動期間は3月から11月頃までですが、もっとも攻撃性の高い期間は6月から10月の間と言われています。

 

キャンプの最中にスズメバチやオオスズメバチを見かけたら、刺激することなくすぐに逃げるようにしましょう。2回以上刺されてしまうとアナフィラキシーショックを引き起こしてしまい、最悪の場合死に至ってしまう危険性のある怖い虫だということを理解しておきましょう。

ハエ

ハエは刺されたり噛まれたりすることがなく、危険性のない虫のように思われるかもしれませんが、そうではありません。動物のフンや死骸を媒体として成長したハエが、食べ物などに接触すると病原菌が付着してしまう危険性があります。また、ハエがまとわりついてくる感覚はほとんどの方が不快に感じ、キャンプを楽しむことができなくなるので、しっかりと対策を行うようにしましょう。

蛾

蛾は一般的に不快害虫とされていますが、幼虫期などは毒針をもっているため、刺されてしまうと痛みやかゆみが生じてしまうので注意しましょう。成虫にも毒針毛という産毛のようなものが付いている蛾もいるので、決して触らないようにしましょう。蛾は光に寄ってくる性質があるので、殺虫灯などを使用した対策が効果的です。

アブ・ブヨ

アブやブヨは水辺に発生する虫なので、都会などで生活している方にとってはあまり馴染みのない虫かもしれません。アブは6月から9月頃を活動期間としており、ブヨは3月から9月頃を活動期間としています。ハエとは違い、皮膚を噛み切り吸血するので痛みや出血を伴う怖い虫です。噛まれてしまうとひどいかゆみだけでなく、発熱の症状が出てしまうこともあるので注意しましょう。

キャンプで虫に刺された場合などの対処法

基本的にキャンプを行う場合には虫除けを行うことが大切ですが、それでも虫に刺されてしまうことがあります。蚊などはかゆみを伴うだけなので、虫刺され用の塗り薬やかゆみ止めを使用するだけでも大丈夫ですが、気を付けなければならないのが蜂に刺されることです。

 

蜂は2回以上刺されてしまうとアナフィラキシーショックを引き起こしてしまう可能性があるので、キャンプ場で刺されてしまった場合には、すぐにポイズンリムーバーなどで毒を吸いだして、水で洗い流すようにしましょう。下手に傷口を揉んでしまうと毒のまわりが早まる危険性があるので注意。応急処置後はすぐに病院に向かい適切な処置を受けることが重要です。

キャンプの虫対策はまず服装に気を付ける

キャンプに行く場合には、夏場でも半袖などは避けるようにすることが大切です。とくに腕まわりだけでなく、足元などに注意して厚手のパンツを履いたり長靴下を履いて虫に刺されない工夫を怠らないようにしましょう。

まとめ

キャンプを快適に楽しむためには虫の危険性や対処法を理解しておくことがとても大切です。正しい知識を知っておくことでいざというとき役に立つので、しっかりと理解しておきましょう。