入学式写真の撮り方と事前のチェックポイントまとめ
大切なお子様の、成長を見届ける「入学式」。貴重な瞬間を写真に収めたいけれど、距離が離れていたりなかなか動けなかったりするため、撮影を難しく感じる方も多いのではないでしょうか。
この記事では、入学式の写真を成功させる撮り方や、おすすめの撮影シーン、前日までに確認しておきたいポイントなどをご紹介します。入学式を控えている方にはもちろん、卒業式や屋内でのイベントにも応用できる内容となっているので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
この記事を読むための時間:5分
目次
【入学式】写真の撮り方のポイント
ここでは入学式での、写真の撮り方のポイントをご紹介します。カメラ初心者の方にも実践しやすい内容となっているため、ぜひチェックしてみてください。
ISOを高く設定する
入学式の会場が体育館である場合、思ったよりも薄暗いことが多いです。鮮明な写真を撮るためには、明るさを意識するのがコツになります。マナーとしてフラッシュの使用ができない場合がほとんどであるため、ISO感度を上げて撮影しましょう。暗い場所での撮影は、手ブレや被写体ブレが起こりやすいのですが、感度を上げることでシャッタースピードを速くして、ブレを軽減することができます。
逆光で撮影する
式典が終わって教室に移動した後は、廊下側からのシャッターチャンスを狙いましょう。窓側からの光が逆光となって、やわらかい雰囲気のある写真になります。顔に影ができてしまう場合には、肌の色に照準を合わせて、露出をプラス補正に調節しましょう。
望遠レンズで撮影する
入学式が行われている間は、席を立って動くことが難しく、遠くにいるお子さんを撮影しなければなりません。式典中にお子さんの写真を撮る場合には、望遠レンズで撮影することをおすすめします。望遠レンズは遠くを撮影する用に設計されているため、ズームをする必要がなく、画質を落とさずに写真を撮ることができます。
一眼レフを持っていないという方でも、スマホカメラに取り付けられる望遠レンズもあるため、ぜひ探してみてください。
サイレントモードに設定する
入学式は厳かな雰囲気の中で行われる、大切な式典であるため、カメラのシャッター音はならないように設定しておきましょう。普段撮影するときにシャッター音が小さく感じるような場合でも、静かな場所や体育館のような室内では、意外と響いてしまうことがあります。撮影のルールとして定められているケースもあるため、しっかりとサイレントモードに設定しておきましょう。
【入学式】おすすめの撮影シーンをご紹介
素敵な1枚を撮るためには、撮影テクニックももちらん大切ですが、写真を撮るシチュエーションも同じくらい大切です。ここではおすすめの撮影シーンをご紹介します。
自宅前
身だしなみを整えたら、自宅前でランドセルを背負った姿の写真を撮っておきましょう。時間が経ってから、家と一緒に写っているランドセル姿の写真を見ると、思い出深く懐かしいものです。できれば家族やペットと一緒の写真も撮っておきましょう。
春ならではの景色
入学式の季節は、桜や色とりどりの花々がきれいに咲き誇っている季節です。花や新緑を背景にして写真を撮影すると、一気に春の雰囲気が詰め込まれた写真に仕上がるでしょう。人が映り込んでしまいそうな場合には、花から少し距離をとって背景をぼかすように撮影すると、他人が目立たずおすすめです。
登校する様子
記念すべき初登校の様子は、ぜひとも写真に収めておきましょう。不安と期待で胸をいっぱいにし、大きなランドセルを背負って登校する様子は、最初のうちしか見られません。後ろ姿や、自然に表情が見える斜めからの構図など、数枚撮っておくと良いですね。桜が咲くスポットなども、事前にしっかりチェックしておいてください。
入学式の看板
入学式の日には、学校の前や構内に必ず入学式と書かれた立て看板があるはずです。看板の前で撮影することで、いつ撮影した写真かが一目でわかるでしょう。撮影のポイントは、看板の真横に並ぶのではなく、少し前出て撮ることです。また真正面からとるとランドセルが見えないため、振り返った姿を撮ったり、斜めから撮影したりなどの工夫をして、顔とランドセルの両方が入るようにしましょう。
教室での様子
式典が終了したら、教室に移動して先生の話を聞く時間があります。学校によっては親も着いていくことができるかもしれません。名前の点呼の時間にドキドキしている様子や、真剣な表情で先生の話を聞いている様子など、シャッターチャンスは盛りだくさんです。入学式の日はすべてが初々しいため、どの瞬間も写真に残しておきたいですよね。
幼稚園や保育園のお友達と
人によっては、幼稚園や保育園のお友達と同じ学校に進学するケースもあるでしょう。チャンスがあればお友達とおしゃべりしたり遊ぶ姿も撮影しておきたいですね。カメラを向けられると緊張してしまう子でも、自然に笑っている姿を撮影できるチャンスです。写真データや現像した写真をお渡ししても、喜ばれること間違いなしです。
入学式アイテムの写真
文房具やランドセルも時間が経つと年季が入って、どんどん古くなってしまいます。ピカピカのアイテムも、思い出として写真に残しておきましょう。小物だけで撮影しておくと、アルバムを飾りつけるときにアクセントとして使えますよ。
前日までに確認しておきたいポイント
入学式の思い出の写真を素敵なものにするためには、できるだけ万全の体制を整えておきたいものですよね。入学式当日の朝は、予想以上に慌ただしくミスが多くなってしまいます。そのため前日の夜までにはしっかりと準備を済ませておきましょう。ここでは、前日までに確認しておきたい4つのポイントをご紹介します。
カメラの使い方に慣れておく
入学式の晴れ姿を撮影するために、新しくカメラを購入する方は多いのではないでしょうか。しかしメーカーやモデルによっても操作方法は異なるもの。入学式の本番で、もたついてしまっては素敵な写真を撮るどころではありません。スムーズに操作するためにも、前日までにはカメラの使い方に慣れておきましょう。カメラによっても写真の仕上がりには個性があるため、事前に何度か撮影をしておくと安心です。
カメラを充電しておく
カメラのバッテリーが切れてしまい、写真が撮れなかった…というトラブルは意外とありがちです。入学式は、泣いても笑っても一度きり。やり直しがきかないイベントなので、カメラの充電やSDカードの確認はきちんと行いましょう。予備のバッテリーを持参しておくと、さらに安心ですよ。
ズームレンズの準備
入学式ではお子さんとの距離が遠い場合もあるため、高倍率のズームレンズを重宝します。遠くても高画質な写真を残せて、お子さんの笑顔や緊張した表情までしっかりと収めることができますよ。ズームレンズを持っていないという方は、レンタルサービスもあるので検討してみましょう。
忘れ物がないかの最終チェック
当日の朝はどうしてもバタバタとしてしまい、細かいところまで気付けなくなってしまいます。入学式の前日までに、持ち物や服装の確認を必ずしておきましょう。どこに何を入れたかがわからなくなってしまうと困るので、必要なものはお子さんと2人で確認しながら入れていきましょう。当日の朝は、写真を撮る時間も計算して、自宅を早めに出発するように心がけてくださいね。
まとめ
いかがでしたか。この記事では、入学式の写真を成功させる撮り方や、おすすめの撮影シーン、前日までに確認しておきたいポイントなどをご紹介しました。スマホで撮影する写真も手軽で良いものですが、本格的なカメラで撮影すればワンランク上の写真を残すことができます。
難しそうに見えるカメラの扱いですが、少し練習すれば実践できるテクニックもあるため、入学式に向けて腕を磨く価値がありますよ。撮影のテクニックだけではなくカメラの設定や、撮影しておきたいシチュエーションをしっかりと押さえて、入学式に参加してくださいね。
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