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野球観戦に適した双眼鏡ってどんなの?選び方&双眼鏡の基礎知識

双眼鏡が欲しくなる野球観戦

 

「野球観戦に行くから双眼鏡を買おう」と思っていませんか?しかし、双眼鏡は意外にさまざまな性能のものがあり、価格帯も広いので、どれを買えば迷ってしまう方も多いでしょう。そこでこの記事では、野球観戦に適した双眼鏡や、双眼鏡を選ぶための基礎知識について紹介していきます。ぜひ参考にしてみてくださいね。

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双眼鏡の基礎知識

まずは双眼鏡を買う前に知っておきたい基礎知識を紹介していきます。以下の5点に関しては簡単にでも理解しておきましょう。

倍率

倍率は双眼鏡を覗いた時に像が何倍に見えるかを表す数値です。数値が大きいほど遠くのものが大きく見え、その分視界が狭くなります。双眼鏡の倍率はだいたい8~12倍くらいが主流です。

有効径

有効径は、対物レンズの光を集める部分の直径です。双眼鏡は有効径が大きいほど光をたくさん集めるので、覗いた時に明るく見えるほか、対象物の解像力も上がり綺麗に見られます。

IS

ISとは「Image Stabilizer」の略で、手ブレ補正機能のことです。双眼鏡は高倍率であるほど手ブレの影響を受けやすく、対象を鮮明に見ることができなくなるため、8〜10倍以上の双眼鏡ではISを搭載したモデルが人気です。

実視界と見掛け視界

実視界と見掛け視界は、どちらも双眼鏡を覗いたときに見える範囲を表す数値です。実視界とは、視界の範囲を対物レンズの中心から測った角度のこと。同じ倍率の双眼鏡同士で実視界を比べると、数値の大きい方が広い範囲が見えることがわかります。実視界に倍率をかけたものを見掛け視界と呼び、見掛け視界は倍率の違う双眼鏡同士でも視界の範囲を比較可能です。

双眼鏡の明るさ

対物レンズ有効径を倍率で割った数値を「ひとみ径」と呼び、双眼鏡の明るさは「ひとみ径」の二乗で表されます。つまり、倍率が同じであれば対物レンズの有効径が大きい方が明るい双眼鏡ということになります。また、同じ口径であれば倍率の低い双眼鏡の方が明るい双眼鏡ということです。

野球観戦に適した双眼鏡の選び方

双眼鏡についてある程度理解できたところで、ここからは野球観戦向けの双眼鏡の選び方を紹介していきます。

解像力の高さを重視

観戦席から選手が遠い野球観戦では、高倍率の双眼鏡で見るケースが多いです。高倍率ほど手ブレの影響を受けやすいため、IS(手ブレ補正機能)が搭載れた双眼鏡を選ぶのがおすすめ。また有効径が大きい方が解像力も高いものの、ボディが大きすぎると持ち運ぶのが大変なので、有効径20〜30mm程度のものを選ぶとちょうど良いでしょう。

倍率は8~12倍がおすすめ

野球観戦でメジャーな双眼鏡の倍率は10倍前後です。最適な倍率は座席の位置によっても異なりますが、倍率が大きすぎると動く選手などを捉えるのが困難になるため、大きくでも12倍くらいまでにすることをおすすめします。

見掛け視界は45~60°でOK

スポーツ観戦時は広い範囲を見渡せる双眼鏡が人気で、65°以上のものを選ぶ方も多いです。しかし見掛け視界が広い双眼鏡は解像力が低い傾向にあるため、そこまで動きが激しいわけではない野球観戦の場合は45~60°くらいで十分でしょう。

ナイター戦は双眼鏡の「明るさ」も大切

昼間の野球は明るい場所が多いので、双眼鏡の明るさはあまり気にする必要がありません。しかしナイター戦の場合はできるだけ明るい双眼鏡を選ばないと暗く感じてしまいます。昼間なら明るさ(ひとみ径の二乗)が4〜9、ナイター戦なら9以上のものがおすすめです。

防水性もチェック

雨に濡れる可能性があるなら、防水性に優れた双眼鏡がおすすめです。防水性の高い双眼鏡を買っておけば、フェスや釣りなど他の場面でも活躍するでしょう。

野球観戦に適した双眼鏡でもっと野球を楽しもう

​​野球観戦に適した双眼鏡について紹介しました。おすすめは「倍率は8~12倍」「有効径20〜30mm程度」「見掛け視界は45~60°」で、ボディが大きすぎないコンパクトな双眼鏡を選ぶと荷物にならないので便利です。この記事を参考にしながら、野球観戦にぴったりな双眼鏡を探してみてください。

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