入学式で子供の姿を見ていると、成長した様子に胸がいっぱいになってしまうもの。記念すべき瞬間を収めようと、動画を撮ったりカメラのシャッターを押したりしていると、周りが見えなくなってしまうこともありますよね。

 

全員が気持ちよく参加できる入学式にするためには、最低限のマナーを守ることが必要です。この記事では、小学校の入学式で写真やビデオ撮影を行う際のマナーや、撮影を成功させるためのポイントをご紹介します。良い記憶に残る入学式にするためにも、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。

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入学式で写真・ビデオ撮影を行う際のマナー5選

入学式で見かける顔ぶれは知らない人ばかりかもしれませんが、他の保護者や先生方からはしっかりと様子を見られているものなので、最低限のマナーは守りたいですよね。ここでは、入学式で写真やビデオを撮影する際のマナーを5つご紹介します。

原則として三脚は持ち込まない

入学式で、三脚を立ててビデオ撮影を行う人がちらほら見られることがありますが、後方の席に座っている保護者が撮影するときに、その三脚が邪魔になってしまうこともあります。そもそも注意事項の中で禁止されることも多い三脚ですが、マナーとしても持ち込みを避けた方が、印象が良いでしょう。どうしても使用したい場合には、注意事項を確認した上で、最後方の席や立ち見のスペースで邪魔にならないように撮影してください。

立ち上がらない

写真やビデオの撮影は、自分の席に座った状態で行いましょう。立ち上がらなくてもついお尻が浮いてしまうこともあるため、くれぐれも気をつけてください。あらかじめ撮影場所を指定されているケースもありますが、争奪戦になってしまうことも考えられます。お子さんの撮影がある程度終わったら、まだ撮影できていない人に場所を譲るなど、思いやりのある行動を心がけてくださいね。

大きい声を出さない

お子さんの晴れ姿を見ていると、つい名前を呼んでこちらを振り向かせたくなるものですが、マナー違反なので絶対にやめましょう。お子さんは新たな環境に馴染もうと、ドキドキしながらも一生懸命頑張っています。お子さんの頑張りを妨げないように、成長した姿を静かに見守ってあげてくださいね。

小さな子供はできるだけ預けて出席する

まだ小さなお子さんがいらっしゃる場合には、誰かに預けておくことも1つの方法です。おとなしく待っていられる場合であれば問題ありませんが、数時間静かに座っておくことは、お子さんにとっても大きな負担です。

 

さまざまな注意事項や今後の予定、教科書についてなど、入学式の日にはたくさんの大切な話を聞くことになります。小さなお子さんを連れていると、集中が途切れて聞き漏らしてしまうかもしれません。

雑談は控える

幼稚園や保育園時代のママ友や、新しく知り合った保護者の方と話が弾んでしまうことがありますよね。しかし雑談は周りの人の迷惑になってしまうので、できるだけ避けてください。式が終わるまで雑談を控えるか、一度会場の外へ出て話をしましょう。自分ではこそこそ話をしているつもりでも、案外周りには声が響いてしまっているもので、周りの人にとっては不快かもしれません。

カメラの設定を確認しておく

入学式は屋内で行われるため、全体的に暗くなってしまい、フラッシュを焚きたくなってしまうものです。しかし式典中はフラッシュNGであることが多いため、オートモードでフラッシュを焚くことがないよう、設定をオフにしておきましょう。

 

またシャッター音も周りの人にとっては迷惑になってしまうことがあります。自分自身も一度気になってしまうと、シャッターを押しにくくなってしまうため、あらかじめシャッター音がならないように設定しておくことをおすすめします。

入学式の撮影を成功させるポイント

入学式の撮影を成功させるポイントは、ズバリ場所取りです。席が選べる場合には、1番後ろの通路側の席を確保しましょう。

 

前の方が人気ですが、式典中に後ろの席に気を使わなければならなくなります。式の最中は、自分のお子さんがどこにいるか探し切れないケースもあり、シャッターチャンスが少ないもの。通路側の席を確保すれば、入退場の瞬間をしっかりと撮影できるため安心です。

まとめ

いかがでしたか。小学校の入学式で写真やビデオ撮影を行う際のマナーや、撮影を成功させるためのポイントをご紹介しました。晴れ姿のベストショットを取り逃したくない！と意気込むと、周りを忘れてついつい撮影に夢中になってしまいます。式典に参加することを忘れず、入学式の日を迎えてくださいね。